つい先日読み返したのですが、やはり何度読んでもその都度新しい学びがあります。
本物の名著とはいつ読んでも名著なのですね。
今回読み返して一番心にひっかかったフレーズは
「感情に左右されないことは大切だが、情熱を失ってはいけない」
です。
このままのフレーズが載ってたわけではないのですが、2つを組み合わせてこのフレーズにしました。
今の僕に一番必要な言葉でした。
僕は短気な一面があったり、他人の話をすぐ鵜呑みにしたりと決して感情をコントロールできていなかった。
だからこの言葉がピンときたんだと思う。
太字の部分じゃなかったけど、今回読んでこのフレーズが一番残った。
・・・ただ、この言葉ってそこまで重い言葉だとは思いません。
深みがないというか、在り来りな感じ。
でも、そこが盲点。
口で言うのは簡単だし、この台詞に反対する人は誰もいない。
では実行できてる人どのくらい?
人生を豊かにするには社長になる必要はない。
金持ちにならなくても大丈夫。
普通とかけ離れてる必要なんて全くないと思う。
そうじゃなくて、感情豊かで笑顔あふれる生活を送ることで十分豊かに暮らせる。
おれの中では「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のような毎日かな。
そのためには自分の心構えが1番大切、そう感じた。
人それぞれで幸せの基準が違うけど、幸せを感じるプロセスは同じなんじゃないかな?
当たり前のことを当たり前に実行できるようになりたい、今回はそう感じました。
当たり前のことの重大さを教えてくれたこの本はやっぱり僕のバイブルなんだと実感。
東野圭吾「聖女の救済」
15 年前